
声優になりたい!な人にせよ、歌手になりたい!な人によせ、おろそかになってしまいがちなことがあります。
それは、「ダンスを練習しておくべき」ということ。
「私はAKB48になりたいわけじゃないわ!」とあなたは言うことでしょう。
いえいえ、今の時代、声優や歌手を目指す人にとっても、ダンスのたしなみはほとんど必須と言えます!
声優もアイドルっぽい活動をすることが当たり前の時代!
今の時代、声優は、アイドルっぽい活動をすることが当たり前の時代です。「アイドル声優を目指しているわけじゃない」と思っていても、なんだかんだアイドルっぽい活動をさせられるでしょう。ダンスがものすごく上手い必要もないのですが、基本的なステップくらいはなんなく踏めるくらいにはなっている必要があります。
また、声優の専門学校では、そんな業界事情を汲み取って、ダンスの出来る子を育てようとします。オーディションや賞レースにおいて、ダンスの踊れる子を評価する傾向です。
「私はナレーション系の声優の道に進みたい」と思っていても、先生から高評価を貰って業界にプッシュしてもらうには、ダンスもこなせている必要があります。
あなたが、来年再来年に声優の専門学校に進むつもりでいるなら、今のうちからダンスの練習をしておくとよいです。ダルいかもしれませんが、目を背けないで!
歌手もロックバンドもダンスが必要。
歌手になりたい人も同様です。今の音楽業界では、歌手はほとんど100パーセント、ダンスすることを求められます!
アイドルっぽい歌手だけでなく、ロックバンドのボーカリストさえも、ダンスを求められる時代です!
「ライブでちょっと踊って」と要求されるだけでなく、ミュージックビデオでもダンスをさせられることが増えています。クールな雰囲気のロックバンドでもなお、ときにはミュージックビデオの中でダンスを披露してみせる、なんてことがありますね。
「エンターテイナーになる」覚悟が必要。
声優にせよ、歌手にせよ、「エンターテイナーになる」という覚悟が必要です。
大きな振りでキビキビとダンスを踊って見せるだけでなく、ニコニコと愛想のよい笑顔を振りまくようなことも求めらます。
「私は癒し系のバラードを歌いたいの」「僕は真面目なナレーションを読みたいんだ」と思っているかもしれませんが、それでもなお、陽気なエンターテイナーの一面も発揮する覚悟が要りますね。
我が道を行きたいなら・・・
「私はしっとりとバラードばかり歌っていたいの」といったふうに、どうしても我が道を行きたいなら・・・オーディションやメジャーレーベルを見据えるのではなく、Youtuberになるとよいです。
ご存じのとおり、Youtuberなら自分で活動コンセプトを決められるからですね。踊りたくないなら踊らなくても活動を続けることが出来ます。
「Youtuberは儲からないよ!」なんて話をよく耳にしますが、声優やミュージシャンとして儲かるのも、どうせごく一部の人だけです(笑) そして、実は大手プロダクションに所属して声優やミュージシャンとして大成できるほどの魅力(実力)を持っている人は、自分でYoutuberをやっても人気を博することは出来そうです。
いかがでしたか?
音楽業界、テレビ業界の様子はどんどん様変わりしています。
50年前のテレビ番組では、マイクの前に棒立ちしている歌手もいましたが、今ではそういう人はどれだけ歌が上手くてもスポットライトを浴びることは出来ません・・・。
歌唱力、技術力だけでなく「魅せる能力」を求められる時代ですね。