
アイドル声優になりたいな。
でもミュージシャンもいいなぁ。
どっちがハードルが低いんだろう?ハードルの低いほうを選ぼうかなぁ(汗)
そんなことを考えている人もいるのでは?
「ラクをしよう」と考えるのは良くないことですが、どちらが難易度が低いのか高いのか、その傾向については把握しておくのも良さそうですね。
基本的にはどちらも険しい道!
「コッチのほうがカンタンだよ♪」という話はしたくないです^^;
やはり芸事というのは懸命に修練を重ねるべきものだと思いますし、その道で何十年も食べていきたいと考えているなら、どちらにせよ険しい修練が必要です。
声優のほうが初心者からのハードルは低いと言えそう。
ざっくりと結論を言いましょう。
初心者から目指すとすれば、ミュージシャンよりも声優やアイドル声優のほうが、ハードルは低いと言えます。
声優に必要なスキルは日常生活で鍛えられている人もいるから。
なぜ声優のほうがハードルが低いのでしょうか?
それは、声優に必要なスキルは、日常生活の中で自然と鍛えられてしまっている人も多いからです。
発声や音読は小学校の頃から国語や学校行事でたくさん学んできましたよね。人前に立ってパフォーマンスしたり、笑顔で演技したりするのも、やはり学校行事の中で体験できます。また、InstagramやTik Tokなど好きな人は、そこで発信する中でタレント的な表現力、おしゃれのセンスなど磨かれている人もいます。
こういう人は、声優の専門学校に入ったとき、いきなり「君、もう80点くらいの実力があるね!」と言われたりします。もちろん、細かく見ればまだまだ技術力は足りないのですが、ちょっとした仕事でシロウトをごまかすくらいのスキルはあるので、専門学校に入って半年もしないで、何か仕事を貰えたりすることもあります。
ミュージシャンはやはり専門的な技術が必要!
「ミュージシャン」を目指す場合、やはりタレント性だけではオーディションに受かるのは無理です!
そして楽器演奏というのは一般的な学校生活でストイックに修練できるものではないので、やはり個人的に猛練習をする必要がありますよね。
「猛練習」をする必要があります!
どの楽器にせよ、板につくまでに1000時間以上は練習する必要がありそうです。
1日3時間でも1年かかる計算ですね。1日1時間なら3年間です。高校の3年間、放課後はマックに行かずにすぐに帰って、楽器の練習に明け暮れる覚悟、ありますか??ミュージシャンになる人は、それに近いことをやっていますね。家に帰って、ではなく軽音楽部で学校で練習しているかもしれないですけれども。
あなたの好きなバンドの曲を2~3曲すいすい弾ける程度では、ミュージシャンでプロになるのは難しいです。ミュージシャンの場合、幅広いジャンルの曲を弾ける必要があります。色んな譜面を読みこなせる必要がありますし、「ブルースっぽく弾いて」などと言われてそのニュアンスだけで自分でアレンジする力も必要です。
カッコよく弾けるステージパフォーマンスが上手くても、それだけではミュージシャンとして抜擢されるのは難しいですね・・・。
「歌手」は声優とミュージシャンの中間くらいの難易度。
「歌手」であれば、「ミュージシャン」とはまた事情が違ってきます。
歌う技術も、学校生活や一般生活の中で、結構鍛えられるからですね。カラオケが好きでしょっちゅう行く人、Tik Tokなどで自己表現するのが好きな人は、専門的に学んでいなくても結構イイ線いっています。
歌手の場合はミュージシャンと異なり、多くのジャンルの歌い方をこなすことは求められないため、あなたの歌い方でそれなりに人々を魅了できるなら、専門的な勉強の経験が浅くても、デビューできたり人気者になれたりします。
Youtubrの人気歌手には、こういう歌手さんがすごく多いですよ。
タレント的なニュアンスを好むなら、声優のほうが向く!
ストイックに楽器などの練習に打ち込むのはあまり気が進まない・・・
タレントやアイドルみたいに、かわいくおしゃれしてハシャぐのが好き!
お友達と放課後に街に繰り出したり、青春遊びも満喫しながらタレントを目指したい!
というタイプの人は、声優方面、アイドル声優のほうが向きます。
最終的に歌を唄いたいとしても、声優の学校に入ってそちらで練習をしたりオーディションを受けていったりしたほうが、成功やしやすいと言えます。